1/16/2010

『Google的思考』

Googleにより、経済やビジネスの在り方、果てはライフスタイルまで大きく様変わり
それほどGoogleの存在は私達の毎日に深く浸透したということか

そんなGoogleの考え方や企業経営を基に、これからの時代の歩みかたや企業の在り方を提起した一冊
『グーグル 的思考』ジェフ・ジャービス

もはや、ネットを通じてのコミュニケーションは当たり前…メールやブログ、Twitterといったものを誰もが手軽に使える
そこでは、誰もが自由に語り意見を述べることができ、誰もがそれを見ることができる

例えば欲しいものがあれば、Googlで検索すれば大概そのお目当てのモノのレビューはヒットする
それは、そのモノの良し悪しや評判など購買を決める判断材料の一つになる
そんな状況下では、企業は消費者との接し方がとても重要
そこではオープンであること、そして消費者に主導権を与えることが大切であり、Googleは正にそれを実践することで成長・支持されており、
そしてそれは、これからの時代をより良く生きていくために個人にとっても大切なことである、と著者は述べる
また、Google時代の新しい公共性・心構え・スピード・義務などについても触れ、さらには色々な業界がGoogle的思考で生き残っていくにはどうするかという提起もしている

改めて、大きな変革の時代に生きていると感じる
普段、何気なくGoogleのサービスを無料で使っている
とりわけ、携帯をHT-03AのGoogleフォンに変えてからは、Googleにドップリ(笑)
でも、考えてみればこれだけのサービスを無料で提供しながらも収益をあげ、かつその企業力を強くしていくGoogleは凄い

最近では、NexusOneの発売や電力事業進出の噂、中国政府との攻防と益々その勢力と影響力を拡大しつつあるGoogle
この先いつまで、どれ程Googleの躍進と変革が続くのかは神のみぞ知るところだが、少なくとも僕は良いにつけ悪いにつけGoogleの恩恵を受けたライフスタイルが続く
「邪悪なことはしない」というGoogleに期待しよう
そして、これからはGoogle的思考を試してみるのも面白いかも

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