1/17/2010

スティーブ・ジョブズ革命

凄まじいスピードと、目まぐるしく盟主が変わるIT業界
巨人IBMからMicroSoftへ、そして今AppleやGoogleへと…

ビル・ゲイツがOS『Windows』でMicroSoft帝国を築くも、インターネットの普及でその座はGoogleの三巨頭に奪われつつある
そんな業界で、一人特段の異彩とカリスマ性を放ちながら強い影響力を持つ男スティーブ・ジョブズ
彼を中心に、IT業界の激しい競争と、その内幕を描いた『IT業界の興亡 スティーブ・ジョブズ革命』村山恵一

登場するのは、Apple,MicroSoft、DELL、HP、Yahoo、Google、YoutubeなどITの世界でハードからソフトウェア、インターネットをリードするそうそうたる企業と、その創業者や経営に関わってきた人達

そこで繰り広げられてきた技術競争やビジネスの駆け引き、M&Aをめぐる攻防は正にリアル
何より、S.ジョブズやB.ゲイツなど一度は耳にしたことがあるであろう業界のキーマン達が描かれており、興味深く読み進めることができる
IT業界の人と企業の今日に至るまでの流れが解り、これからの流れが気になる
IT業界とそこで活躍する人々を知るにはお勧めであり、また詳しい人にはより深く楽しんで読める一冊
簡易なビジネス書としても読めるかも…

iPodやiPhoneの発売で絶好調のApple
ビジネスやライフスタイルの在り方を変革するGoogleに、一矢報いたいYahoo
Windowsの苦戦でもがくMicroSoft
新興メーカーの台頭にその座を脅かされるHPにDELL
今日の繁栄が明日も続くとは言えないIT業界
そこでの攻防は興味深く、また興亡は厳しさを感じる
明日の盟主は誰だろうか?

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